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ヘルニアが原因の腰痛 ~手術選択編~

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テレビや雑誌、新聞の広告欄などで

「ヘルニア腰痛が手術で劇的に変わった」

といった事をよく取り上げていました。最近はないですけど。

確かに手術が必要な症例もあるので大切なものだと思います。

でもヘルニアで手術が必要なケースってほとんど無いんです。

メディアの大げささだとは思いますが、頭の中に

「手術をしないとヘルニアは完全には治らない」

という事が刷り込まれちゃったままになっています。

競うべきポイントも手術の傷の大きさであったり、現場復帰のスピードであったり手術ありきの話になっています。

 

でも実際は、手術をせずにも治る人がたくさんいます。

だって問題は

「筋肉の緊張」ですからね!!

 

また、海外でヘルニアの手術をしている国はほとんどありません。

日本もやっと仲間入りしてきましたかね。

 

こんなデータがあります。

ヘルニア腰痛のある方を、「手術する」 と 「しない」 の2組に分けて腰痛の状態を追跡すると

1~2年後では手術をした方が症状の軽減があるのですが、4年後を境に結果に差がなくなってくるんです。

手術しても・しなくても結果は同じです!

また、10年後には手術をしない方が逆に症状が安定しているとの報告もあります。

 

なぜ、手術1~2後には症状が軽減するかというと、脳が「手術をして治った」という指令を出して「脳内リセット」されるからです。実際の治療効果ではないんです。

仕事休んで・・・ 入院して・・・ 手術して・・・ お金出して・・・ ここまでやって・・・

入院すれば普段は溜まるカラダへの疲労もストップするし、上記のような心理的なことも脳内リセットの1つです。

皮膚に傷をつけてしまうという行為だけで、傷が小さかろうが大きかろうが人間の身体は変化が現れます。皮膚の動きを落としてしまうんですから、良い変化などありません。

感覚の神経に傷が付いてしまい、足の感覚麻痺が起きた方も知っています。

しても、しなくても一緒の手術なら・・・・・・です。

 

ただ、「麻痺症状」が出現してヘルニアが見つかった場合は専門医の指示通りの治療方針で進めてください。

原因はそこにある可能性が高いです!

 

最後にここまで書いた僕が言う事じゃないかもりれませんが

痛み・シビレ症状での手術をする、しないは・・・

あなたの納得いく方を選択してもらえたらいいと思います。

ただ、色んな情報を知らずに踏み込むのと、知ってて踏み込むのは違うはずです。

あなたの見極めの材料にしてもらえたらと思います。

 

とようら整骨院

堺市北区新金岡町1-3-33 サブセンター内

072-260-4004